対人恐怖症

対人恐怖症というのは、人とのコミュニケーションをとることや接触することに対して恐怖感を感じて、
それを自然に避けてしまうような症状のことをいいます。
対人恐怖症にかかっている人というのは日常生活や社会生活を送る上でも何らかの支障が出てくるといわれていますから、かなり大変な症状です。
アメリカやイギリスなどでは、対人恐怖症という病気はないと言われているのですが、
これは日本人特有の病気であるとも言われています。
人と同じようにしないようにと思ったり平均をとらないといけない、
いい子にならないといけない、目立ってはいけないといった小さい頃からの日本の文化などが対人恐怖用を作りだしているとも言われています。
対人恐怖症にはいろいろなタイプがあります。
たとえばグループ恐怖症といってグループ活動を行うことに対して極端に恐怖心を抱くという人もいます。
個人で接する上では大丈夫なのにグループになると恐怖心が出るというタイプです。
そして人前で話をするとかスピーチをするという場合には汗をかいたり声が出なくなるという対人恐怖症の人もいますし、ひと前でご飯を食べることが緊張に感じて喉を通らなくなるという人もいます。
ふるえ恐怖症というのもいるのですが、人の前でサインをしたりするというような仕事に就いている人、
バイオリニストなどは自然に人前で手が震えてしまったらどうしようと思ってしまうがために手が震えてしまうというような人もいます。

 

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