不潔恐怖症

不潔恐怖症は潔癖症と呼ばれていることで知られています。
不潔恐怖症は強迫性の精神病の一つで不完全恐怖の症状と重なっている部分が多いと言われています。
不潔恐怖症の人というのは、何回手を洗っても、
まだ汚れているのではないかと思えてきて何回も何回も洗うというような人が多いです。脅迫行為といわれているのですが気になって気になって脅迫されているかのように手を洗い続けるというような症状が一般的です。
ひどい不潔恐怖症の人の場合には手を洗うだけなのに何時間も時間をかけてしまって、
普通どおりに生活ができなくなるという人も中にはいるといわれています。
不潔恐怖症の症状の中でも病気や菌が移ってしまうのではないかと思ったりして恐怖を感じる疾病恐怖症を一緒に併発するという人も多いと言われています。
不潔恐怖症にかかっている人の主な症状としては手を何度洗っても不潔に感じる、
電車や公共機関のつり革をもつことができない、レストランや外食をする際には、
人が作ったご飯が衛生管理ができているのかどうか不安で食べられない人、虫がいることが気になってキャンプができない、外のトイレが不潔で外出先でトイレを使えないなどの症状が一般的です。
不潔恐怖症の解決には、まずは不潔なことを感じて当たり前だと思っておくことから始めるのが大切なことで、
汚いことも認めることで不潔なことに対しての恐怖を感じにくくなります。
不潔恐怖症は心の病の一つですから薬で治療をすることができない恐怖症の一つです。

 

TOPへ戻る